1月4日(日本時間5日)、米ラスベガスでメディア公開中のテクノロジー見本市「CES」で電気自動車(EV)参入を本格検討すると表明したソニーグループ。発表会に彩りを添えたのが、試作EVの第2弾「ビジョン-S02」だ。同社が培ってきたパソコン、テレビ、センサーなどの技術をふんだんに盛り込んだ。現地で実車に乗り込むと、それは指先で様々な操作ができ、エンターテインメント性も兼ね備えた、まさに「走るスマホ」だった。

メディア公開目前の出展キャンセルが相次いだためか、空きスペースが目立つCES会場。来場者を歓迎するネオン看板がほぼ何もないフロアにポツンと置かれ、寂しげに光を放っていた
メディア公開目前の出展キャンセルが相次いだためか、空きスペースが目立つCES会場。来場者を歓迎するネオン看板がほぼ何もないフロアにポツンと置かれ、寂しげに光を放っていた

 記者がCESを取材するのは初めて。会場は想像以上に広く、目的のブースまで急ぎ足で会場を横断する。新型コロナウイルス禍以前の平時なら出展企業の関係者や報道陣でごった返し、移動するのも一苦労と聞く。

 だが、新たなコロナの変異型「オミクロン型」の感染急拡大で、リアル展示を縮小・キャンセルする企業が相次いだことが会場への人出にも影響。今年は誰にもぶつかる心配はなく、堂々と小走りできる。

 向かったのはソニーのブース。4日に発表された多目的スポーツ車(SUV)タイプのEV「ビジョン-S02」を体験するためだ。ソニーのブースは広く、家庭用ゲーム機「プレイステーション」やドローンなどのコーナーがあるのだが、一番目立つところにEVが展示されている。

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