ソニーグループは4日(日本時間5日)、米ラスベガスでメディア公開されているテクノロジー見本市「CES」で、電気自動車(EV)への参入を本格検討すると表明した。新型コロナウイルスの新たな変異型「オミクロン型」の感染拡大が進む米国に吉田憲一郎社長が自ら乗り込んで発表したことに、事業化への並々ならぬ意欲と覚悟がうかがえる。米テスラが先行し、米アップルも虎視眈々(たんたん)と狙うEV市場に名乗りを上げた。

 38分間の記者会見が終わる6分前のタイミングだった。米ラスベガスで開催中のテクノロジー見本市「CES」の壇上に立ったソニーグループの吉田憲一郎社長はおもむろに、それまでのゲームやスポーツといった「エンターテインメントの未来」の話題から「移動(モビリティー)の未来」に話を切り替えた。

 「ソニーが未来へ向かって歩みを進める中で、新しく、かつ興奮するようなエンターテインメントを提供する『場』を探し続けてきた。ここでモビリティーのメガトレンドについて話したい」

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