シリーズ
論点コロナ・エフェクト

-
野口悠紀雄氏「楽観的な見通しでは、取り返しつかなくなる可能性」
新型コロナウイルスの感染拡大で、世界経済が甚大な影響を受けている。米国が経済活動の再開に動き出しているが、感染が再び広がるリスクもある。この先、世界と日本の経済はどうなるのか。早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター…
-
フリーランス協会代表「自律した働き方、追い風生かす環境整備を」
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、フリーランス(個人事業主)が窮地に立っている。「ステイホーム」と経済停滞により、企業の委託業務や個人の習いごと需要が激減しているためだ。高齢化社会が進み、終身雇用が限界を迎える日本社会…
-
自由より「生き残り」を重視してきた - 萱野稔人教授(2)
政府が、新型コロナウイルス感染拡大を抑えるべく緊急事態宣言を発出した。外出自粛や休業の要請が国民の権利と自由を制限する点が注目される。政治哲学はこれをどう捉えるのか。新進気鋭の哲学者、萱野稔人・津田塾大学教授は「人類は個…
-
「共感」で紡ぐ支援、広がるか 日本ファンドレイジング協会に聞いた
新型コロナウイルスが世界の医療や経済に深刻な影響を与える中、寄付やインパクト投資など「共感」を元にしたお金の流れにどのような変化が生まれつつあるのか。寄付文化の醸成を図る認定NPO法人日本ファンドレイジング協会の鵜尾雅隆…
-
タリーズジャパン創業の松田公太氏「飲食はチェーンばかりになる」
新型コロナウイルスの感染拡大で最も影響を受けている業種の一つが外食産業だ。外出自粛要請で来店客は激減しており、各企業はテークアウトやデリバリーに力を入れているが、売り上げへの貢献は限られる。タリーズコーヒージャパン創業者…
-
宮城県・村井知事が激白、「9月入学」発言の真意とは
コロナ禍で学校の授業再開時期が見通せない中で、海外にあわせた「9月入学・始業へ移行すべきだ」という議論が急速に盛り上がりつつある。発端は宮城県の村井嘉浩知事の会見での発言だ。東日本大震災でも被災地で陣頭指揮を執った村井知…
-
自由と外出規制はどちらが優先?- 萱野稔人教授(1)
政府が新型コロナウイルス感染拡大を抑えるべく緊急事態宣言を発出した。外出自粛や休業の要請が国民の自由と権利を制限する点が注目される。政治哲学はこれをどう捉えるのか。韓国が進めた監視権力の行使が効果を発揮。「自由と権力は対…
-
労働政策研究所長「コロナ禍、雇われない働き方の議論を始めよう」
新型コロナウイルスが雇用環境に大きな影響を与えている。足元の雇用に加えて、テレワークの浸透などで長期的な日本人の働き方まで変わるかもしれない。職務や勤務地が決まったジョブ型正社員という雇用のあり方をかねて提唱する濱口桂一…
-
隈研吾氏が語る、「コロナ後の世界に求められる『自由』な建築」
新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐため、人と人との交流が世界各地で制限されている。国はリモートワークを推奨し、「三密」(密集、密閉、密接)となる空間での滞在をできる限り減らすよう呼びかける。今日の生活様式は突然、変革を…
-
緊急事態宣言と国家の生存を考える - 中谷元・元防衛相(2)
防衛相を務めた経験を持ち、安保法制の審議では担当大臣も務めた危機管理の重鎮、中谷元・衆院議員に緊急事態宣言について聞いた。同氏は、国家としての生存権を憲法に定めるべきだと説く。「国家が崩壊すれば人権も守れない」。緊急事態…
-
「国家緊急事態基本法をつくれ」 - 中谷元・元防衛相に聞く(1)
防衛相を務めた経験を持ち、安保法制の審議では担当大臣も務めた危機管理の重鎮、中谷元・衆院議員に、緊急事態宣言について聞いた。同氏は、迷うことなく迅速に宣言を発出できるよう「国家緊急事態基本法」を制定すべきだと訴える。「牛…
-
経営者・識者に聞く 新型コロナで世界はどう変わるのか
世界に甚大な影響を及ぼしている新型コロナウイルス。そのインパクトはどこまで広がり、我々の社会をどのように変えてしまうのか。著名な経営者や識者にインタビューする。