シリーズ
論点コロナ・エフェクト

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「コロナ禍、日本企業は打って出よう」KKRジャパン社長
新型コロナウイルスは企業活動に大きなダメージを与えている。この危機に企業がどう対応するかは、足元の存亡だけでなく今後の成長可能性も決定づける。M&A(合併・買収)を通じて、常日ごろから日本の多くの企業経営者と接点を持つ米…
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人類学者の長谷川眞理子氏 「人類史上、密集都市は異常」
新型コロナウイルスの感染拡大が生活や経済活動に大きな影響をもたらしている。国を超えた往来が盛んになり、世界にまたがるサプライチェーン(供給網)が形成された現代社会の脆弱さが露呈した。人間の進化と適応について研究する人類学…
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「ようやく知事たちが目覚めた」片山元総務相
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、都道府県知事の言動が注目を集めている。連日のようにテレビに登場し、SNS上でも話題になるなど、近年、失っていた存在感を急速に取り戻しつつある。新型コロナをきっかけに、国と地方の関係は…
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政府コロナ諮問委の小林氏「中小企業の業態転換を支えよ」
政府が設置した「基本的対処方針等諮問委員会」に5月に追加招集された東京財団政策研究所の小林慶一郎氏。緊急事態宣言解除後も消費者や企業に感染への不安がある間は経済活動の回復は難しいとし、抜け目のない検査体制の拡充に向けて今…
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米ドットデータ藤巻氏「データ人材、バブル弾けて再定義へ」
近年、脚光を浴び続けているAI(人工知能)や機械学習の領域。新型コロナウイルスの流行はこうした分野の研究にも影響を及ぼすのだろうか。2018年にNECから事業分離して、シリコンバレーで創業した米ドットデータの藤巻遼平CE…
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「アフターコロナ、無人決済が欠かせなくなる」高輪新駅に1号店
JR山手線の新駅である高輪ゲートウェイ駅に、無人決済の仕組みを取り入れた小売店舗「TOUCH TO GO(タッチ・トゥー・ゴー)」が3月23日に開業した。対人の接客をせずに済むこのシステムが、新型コロナウイルスの感染拡大…
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WiLの伊佐山氏「社会課題が顕在化する不況は起業のチャンス」
新型コロナウイルスで世界最大の被害を出している米国。移動制限を余儀なくされる中、シリコンバレーを中心とした起業家やスタートアップ投資はどこまで影響を受けているのか。米国でスタートアップへの投資に約20年携わってきたWiL…
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アデコグループジャパン川崎代表「派遣、本格的な影響は7月以降」
新型コロナウイルスにより揺らぐ雇用情勢。人材派遣を手掛ける総合人材サービスの川崎健一郎代表に現状や、今後の自社の変化について聞いた。
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東大・御厨フェロー「新型コロナ対応、現政権のままでは限界」
東日本大震災から10年を待たずに我々の社会を襲った新型コロナウイルス。震災復興にも多く携わった東京大学の御厨貴・先端科学技術研究センターフェローは、新型コロナに覆われた社会を「嫌なものと共生していかなくてはならない社会」…
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7月まで遠隔授業の駿台予備学校「対面と学習環境変わらない」
学校法人駿河台学園(東京・千代田)は4月30日、駿台予備学校の全校舎で7月中旬まで対面授業を休講すると発表した。同校ではAI教材を活用したオンライン授業を5月7日から提供している。一部では対面での授業を再開する学習塾など…
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LIXIL瀬戸社長が語る、ロックダウン渦中のイタリア子会社売却
LIXILグループが、懸案だったイタリアの建材子会社ペルマスティリーザを米投資会社に売却する。売却交渉は新型コロナウイルスの感染拡大という予期せぬ事態に直面する中で進んだ。コロナ禍の中での交渉の難しさや、会社としての新型…
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慶応大・鶴教授「テレワーク推進、働き方のコペルニクス的転回を」
コロナ禍の下、「やむを得ず」在宅勤務、テレワークに移行せざるを得なかった企業は多いだろう。やってみたら意外と「できた」という点もあれば、「できなかった」という点があるのは確か。今後さまざまなインターネットツールを使ったテ…
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「誰も考えないリスクを考えるのがリーダー」と失敗学・畑村教授
想定を上回る事態をもたらした新型コロナウイルスの感染拡大。「失敗学」の提唱者として知られ、困難に直面した数々の企業や組織などが立ち直りに向かう過程を見てきた畑村洋太郎・東京大学名誉教授は、今回の事態をどう捉えているのか。
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国際政治・中西寛教授「新型コロナは“平成アナログ”を破壊する」
世界中に拡大する新型コロナウイルスの脅威に対し、各国政府は自国民を守ろうと国境を閉ざしている。国際的なリーダーシップをとろうという国は出てこず、協調が失われようとしているなか、コロナ後の国際社会・経済はどのような姿を描く…
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D・アトキンソン氏「中小企業の救済、生産性改善を条件に」
新型コロナウイルスの感染拡大が企業経営を直撃している。帝国データバンクによると、5月8日までに発生したコロナショック関連の倒産は全国で120件以上。多くは観光業や飲食業、小売業だ。政府は緊急対策で資金繰りの支援などを試み…
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千日回峰行・大阿闍梨「コロナの現実を受け止め、最善を尽くそう」
新型コロナウイルスの感染拡大により、先行きの不透明さや自粛という生活様式の変化から不安を抱える人が少なくない。仏教者は今の状況をどう捉えているのか。9年かけて1000日間歩く荒行「千日回峰行」や、食物や水を断ち眠らないま…
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がんこフード小嶋会長「商売に携わり70年、次元が違う危機」
外出自粛や営業時間短縮の要請で来店客が激減している外食業界。和食店「がんこ」を中心に、大阪や東京など都心部を中心に店舗展開をしているがんこフードサービスも状況は厳しい。半世紀以上もの間、外食産業に身を置いてきた小嶋淳司会…
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出口治明氏「ウイルス対人類の戦いはグローバル化を加速する」
新型コロナウイルスの感染拡大を人類5000年史の中に位置づけると、どのような意味を持つのか。人気連載「出口治明の『5000年史』講座」の著者、立命館アジア太平洋大学(APU)学長に聞いた。出口氏は、過去のパンデミックは全…
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アクセンチュア江川氏「コロナ後は小売業もビジョンで選ばれる」
新型コロナウイルスの感染拡大によって、小売店は休業や時短営業を余儀なくされている 。一方で外出を自粛する消費者は、今まで以上にEC(電子商取引)を活用している。コロナ禍を経て変化する消費者の行動に、店舗はどう対応すべきか…
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木村草太教授「緊急事態宣言、首相の“独裁権”は役に立たない」
新型コロナウイルス感染の拡大がいまだ収束しない。これまでに講じられた対策をめぐって、首都大学東京の木村草太教授は「法的根拠を伴わない措置」が目に付くと指摘する。安倍首相の休校要請はその1つで「緩和ムード」という弊害をもた…