コロナ禍が学力格差を広げる
在宅勤務とともに、子どもの学校が長期間、休みになったり登校日が減ったりしていることも、家族に大きな影響を与えそうです。
山口氏:そうですね。コロナ禍での休校についてはまだ研究が進んでいないので、過去の事例から影響を類推しようという取り組みが世界中で始まっています。
例えば、学校が休みになることで子どもの学力にどのような影響があるかについては、国によっては教員の組合が強くストライキを実施するケースや、大雪が降って学校が休みになるケースに関する研究があります。それらによると、学校が休みになると、学力や大学進学、さらには将来の所得にも悪影響が出るということが分かっています。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
残り2771文字 / 全文5790文字
-
有料会員(月額プラン)は初月無料!
今すぐ会員登録(無料・有料) -
会員の方はこちら
ログイン
日経ビジネス電子版有料会員になると…
特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題
ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題
日経ビジネス最新号、10年分のバックナンバーが読み放題
この記事はシリーズ「論点コロナ・エフェクト」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
Powered by リゾーム?