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 新型コロナウイルスの感染拡大で最も影響を受けている業種の一つが外食産業だ。外出自粛要請で来店客は激減しており、各企業はテークアウトやデリバリーに力を入れているが、売り上げへの貢献は限られる。タリーズコーヒージャパン創業者の松田公太氏が現在トップを務め、国内に約20店舗を構えるパンケーキ店「エッグスンシングス」も甚大な影響を受けている。厳しい環境に置かれている外食の現状と課題を松田氏に聞いた。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けた外出自粛要請が外食産業に大きな影響を与えています。自身が経営される持ち株会社傘下の外食企業の社長にこの4月、復帰しました。今はどのような取り組みをしているのですか。

松田公太氏(以下、松田氏):今は100万円でも200万円でも多くのお金を集めなければいけない状況です。借り入れを増やさないと、会社が立ち行かなくなってしまいます。でも、この状況がいつ終わるか見えないので、どこまで借金を増やしたらいいのかも分かりません。

松田公太氏(まつだ・こうた)氏
1968年生まれ。筑波大学卒業後、銀行員を経て97年にタリーズコーヒーの日本1号店を開業。翌年タリーズコーヒージャパン設立。2001年株式上場。320店舗超のチェーン店に育て上げ、07年、同社社長を退任。10年、参議院議員選挙で初当選。16年に議員の任期が満了した後は、ハワイ発祥のパンケーキ店「エッグンシングス」の店舗展開や自然エネルギー事業などを手掛ける

 緊急事態宣言が仮に1カ月延びて6月6日までとなっても、お客様はすぐに戻ってきません。平常化されても、完全に元通りになるには1年はかかるのではないでしょうか。