韓国航空首位の大韓航空が2位のアシアナ航空を買収する。新型コロナウイルスの影響で苦境に立つ航空業界に対し、同国政府が主導して進めており、日本で言えばANAホールディングス(HD)と日本航空(JAL)が統合するような大型の再編だ。日本の航空市場にはどのような影響を与えるのか。

大韓航空がアシアナ航空を買収する(写真:YONHAP NEWS/アフロ)
大韓航空がアシアナ航空を買収する(写真:YONHAP NEWS/アフロ)

 現地メディアなどによると、2019年の旅客キロ(旅客数と飛行距離を掛けた数値、国際航空運送協会調べ)は大韓航空が世界で28位、アシアナ航空は42位となっている。両社を単純に合算すると15位で、日本のトップで22位の全日本空輸(ANA)、33位のJALを追い抜く。

 韓国航空会社のナンバー1によるナンバー2の買収となると、独占禁止法の違反に当たらないかどうか、公正取引委員会の判断が必要になり、実現を懸念する見方がある。これから検討が始まるが、公取委が買収を承認する可能性が高いとの声も多い。

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