春節の観光ムードが霧散
それからの展開はまるでジェットコースターに乗っているかのようだった。
1月中旬までは、謎の疫病は武漢市内、そして海外でのみ発生していると現地で報道されていた。それが下旬に入ると、北京や上海といった中国国内の大都市でも感染例が次々に報告されるようになる。23日に武漢が都市封鎖され、その翌日には国内の団体旅行が禁止となる。さらに27日には海外への団体旅行も禁止された。24日には春節(旧正月)休暇が始まって中国では人々の大移動が繰り広げられるはずだったが、そんな観光ムードは一気に霧散する。
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この記事はシリーズ「高尾泰朗の「激変 運輸の未来図」」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
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