出前館が2020年12月、1つのキッチンを複数の飲食店に利用してもらうクラウドキッチンの拠点を都内に開いた。競合のサービスにはない特徴的な飲食店を集め、コロナ下で増える宅配需要をさらに広げようとしている。狙うのは目先のビジネスだけではないようだ。フードデリバリーがラストワンマイル物流のカギを握ると目されている。

デリバリー専門の飲食店向けキッチンを出前館が提供している(出前館が東京都江東区に開いたクラウドキッチン)
デリバリー専門の飲食店向けキッチンを出前館が提供している(出前館が東京都江東区に開いたクラウドキッチン)

 出前館のクラウドキッチンは東京都江東区にあり、近隣に住宅街が広がっている。デリバリーやテークアウト向け調理用スペースとなるキッチンを、複数の飲食店に利用してもらう。建物には配達オペレーション室を設け、1階にバイクや自転車を駐輪する。調理と宅配の拠点を一体化することで、客の注文にすぐに対応できるようにした。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り1081文字 / 全文1401文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

オリジナル動画が見放題、ウェビナー参加し放題

日経ビジネス最新号、10年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「大西綾のリアル×デジタルお遍路」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。