JR九州は新型観光列車「36ぷらす3」の運行を始める。ローカル線を主に利用していたこれまでの観光列車とは異なり、各県庁所在地を結ぶ幹線を走るのが特徴だ。人口減やコロナの影響で、幹線にも乗客減の波が押し寄せている。九州で最も赤字を出している区間は、実は幹線の中にある。ローカル線の活性化に一定の成果を上げた観光列車で幹線をテコ入れし、九州全域の鉄道ネットワーク維持を目指す。

「36ぷらす3」は特急電車として走っていた6両を改造した
「36ぷらす3」は特急電車として走っていた6両を改造した

 「新型コロナとこの夏の豪雨災害でいつもと違った状態だが、この列車を起爆剤として、九州を日本、世界にアピールしていきたい」。10月16日から運行を始める新型観光列車「36ぷらす3」を目の前にして、JR九州の青柳俊彦社長はこう語った。

 不採算のローカル線を多く抱えるJR九州は、移動手段ではなく乗ること自体が旅の目的になる観光列車に力を入れてきた。3年半ぶりの新型車両となる36ぷらす3は、「2年半前から社内で議論を重ねてきた」(青柳社長)結果、これまでの観光列車とは大きく異なるものとなった。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り2006文字 / 全文2451文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題

日経ビジネス最新号、11年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「佐藤嘉彦が読む鉄道の進路」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。

12/15ウェビナー開催、「外食を救うのは誰か」第1回――すかいらーく創業者の横川氏が登壇

 新型コロナウイルスの感染拡大から3年目となり、外食店に客足が戻りつつあります。一方、大手チェーンが相次ぎ店舗閉鎖を決定するなど、外食産業の苦境に終わりは見えません。どうすれば活気を取り戻せるのか、幅広い取材を通じて課題を解剖したのが、書籍『外食を救うのは誰か』です。
 日経ビジネスLIVEでは書籍発行に連動したウェビナーシリーズを開催します。第1回目は12月15日(木)19:00~20:00、「『安売りが外食苦境の根源だ』ファミレスをつくった男が激白」がテーマです。講師として登壇するのは1970年にファミリーレストラン「すかいらーく」1号店を開業した横川竟氏と、外食経営雑誌『フードビズ』の神山泉主幹です。書籍を執筆した記者の鷲尾龍一がモデレーターとなり、視聴者の皆様からの質問もお受けします。ぜひ、議論にご参加ください。

■日程:12月15日(木)19:00~20:00(予定)
■テーマ:「安売りが外食苦境の根源だ」ファミレスをつくった男が激白
■講師:横川竟氏(すかいらーく創業者、高倉町珈琲会長)、神山泉氏(外食経営雑誌『フードビズ』主幹)
■モデレーター:鷲尾龍一(日経ビジネス記者)
■会場:Zoomを使ったオンラインセミナー(原則ライブ配信)
■主催:日経ビジネス
■受講料:日経ビジネス電子版の有料会員のみ無料となります(いずれも事前登録制、先着順)。有料会員以外は3300円(税込み)となります。
※第2回は詳細が決まり次第ご案内します。

>>詳細・申し込みはリンク先の記事をご覧ください。