JR東海とJR西日本は東海道・山陽新幹線「のぞみ」の7号車をリモートワークに適した「S Work車両」とした
JR東海とJR西日本は東海道・山陽新幹線「のぞみ」の7号車をリモートワークに適した「S Work車両」とした

 JR東日本は6~7月に実証実験を行った「リモートワーク推奨車両」について、11月22日から「新幹線オフィス車両」として本格導入する。実証実験は東北・北海道新幹線「はやぶさ」のみだったが、本実施では対象列車を東北・北海道・上越・北陸新幹線の平日・全列車に拡大(「こまち」「つばさ」「つるぎ」を除く)。いずれの列車も8号車をオフィス車両とし、携帯電話での通話やウェブ会議を可能にする。実証実験を通じ、「通勤や出張などのビジネス目的での利用に加え、旅行やワーケーション前後の移動時間の有効活用など多様なニーズを確認した」(JR東日本)からだという。

 実証実験だった6~7月時点では、リモートワーク推奨車両の利用に追加料金は取っていなかった。ただ、利用者に対して、東京-仙台間の片道で追加料金を「0円」「1000円未満」「1000円以上3000円未満」「3000円以上5000円未満」「5000円以上」から選ぶ調査を実施。担当するJR東の中村元・事業創造本部副課長は「アンケート結果を分析し、通常通り全席を販売したうえでリモートワークをサポートするツールを有料で貸し出すのか、あるいは追加料金を取って隣り合う席を販売しないようにするのか決めていきたい」と話していた。果たして結果はどうなったか。

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