当社は個々の事業所が独立採算で運営され、小さな会社のようになっています。「利益を上げていれば、支店も本社も関係ない」という考えが強くなれば、本社からの統制がきかなくなります。結果、ガバナンスの低下からコンプライアンス(法令順守)を軽視する事態に陥ってしまう。ですから、各拠点での独立採算制による強さを維持しつつ、全社的に大型工事を取る。私の当面の課題はこの現場力と経営力のギャップを埋める作業に注力することです。

環境技術はグループの課題

7月、全社員に向けてメッセージを送った今泉社長(写真:都築雅人)
7月、全社員に向けてメッセージを送った今泉社長(写真:都築雅人)

前田道路は全国的に強い営業力を誇り、また労働組合による社員の結束も強い会社です。労組のアンケートでは「TOBが成立したら退社する」との声も上がっていましたが、全国の社員との対話をどのように進めておられるのでしょうか。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り2462文字 / 全文4447文字

【初割・2カ月無料】有料会員の全サービス使い放題…

特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題

日経ビジネス最新号、11年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「江村英哲の「ひと×街×テック」」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。