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 想定内の決算だったが、悩みは尽きないようだ。三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行の3メガバンクグループの2020年4~6月期決算が出そろった。新型コロナウイルスによる経済への影響が大きかった緊急事態宣言の時期と重なる決算だ。

 連結純利益は三井住友フィナンシャルグループが60%減の860億円、三菱UFJフィナンシャル・グループが52%減の1834億円、みずほフィナンシャルグループが24%減の1223億円と、前年同期から2~6割減った。新型コロナの影響を鑑み、融資先の将来の貸し倒れに備えた引当金などの与信コストを計上したからだ。一方、通期業績予想の純利益から逆算した4~6月期の達成率は21~38%と、予想達成ペース(25%)をほぼ維持した。

(写真:PIXTA)

 新型コロナの影響で融資先企業の業績が落ち込み、信用格付け(債務者区分)のランクダウンがあって貸倒引当金を積んだほか、感染防止のための対面営業の自粛で投資信託や保険など個人向けの金融商品の販売など非金利収入も伸びなかった。4~6月期の与信コストは、三井住友が1148億円、三菱UFJは1450億円、みずほには390億円がのしかかった。