三菱UFJ、三井住友、みずほの3メガバンクとりそな銀行、埼玉りそな銀行の大手5行が少額決済に新しい送金の枠組みをつくることで合意した。買い物の際にキャッシュカードで支払うと、口座から直接引き落とされる「J-Debit(Jデビット)」と呼ばれる既存の決済サービスシステムを活用する。より安価なインフラを構築し、手数料の引き下げにつなげる狙いだが、そもそも「個人間送金にそれほどのニーズがあるのか」とフィンテック業界から冷ややかな視線も送られている。

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