米投資ファンドのベインキャピタルが、東芝の買収を検討していることが分かった。背景にあるのが、東芝の筆頭株主であるエフィッシモ・キャピタル・マネージメントの動きだ。エフィッシモは3月31日に関東財務局へ提出した「変更報告書」で、ベインがTOB(株式公開買い付け)を開始した場合、保有株全てを売却することで合意したと明らかにした。今、大株主と買収を検討する「候補者」との同意を開示する狙いはどこにあるのか。

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