みずほフィナンシャルグループ(FG)のトップは、どこで何をしているのだろうか──。2月末から2週間で計4回ものシステム障害を発生させたみずほFG傘下のみずほ銀行。多くの金融関係者から聞かれるのは、そうした素朴な疑問だ。

3月12日夜、新たなシステム障害について記者会見するみずほ銀行の藤原弘治頭取(中央、写真:共同通信)

 3月11~12日、外国為替システムの不具合による障害が発生し、263件の送金手続きが遅れた。12日午後9時から始まった記者会見に姿を現して釈明したのは、みずほ銀の藤原弘治頭取だった。

 障害を引き起こした銀行のトップが説明するのは当然のことだが、「グループ全体の再発防止へ向けた方針、グループとしての受け止めを語るのは、持ち株会社のトップではないのか。この問題の先頭に立って、自らが陳謝してもいい。悪いことは下のせいにして後回しにするあしき日本企業の問題の典型例だ」(ある企業幹部)との声も噴出している。

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