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楽天の岐路

完結
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薄氷の携帯参入、楽天・三木谷氏「世界初」で大ばくち
4月8日、国内4番目の携帯電話会社として正式サービスを始める楽天モバイル。いよいよNTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの寡占に風穴が開き、通信料の高止まりも崩れていくのではないか──。そんな消費者の期待を追い風に…
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公取にほえた楽天 物流・ECの理想と現実
配送料を巡って、「楽天市場」の出店者と公正取引委員会と対立していた楽天。「新型コロナウイルス」を理由に、その対立の矛を収めたかに見えるが、浮かび上がるのは楽天が目指すインターネット通販の理想と、現実との乖離だ。一連の問題…
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ワークマンら大手も卒業 「楽天の役割は終わった」
「楽天離れ」は中小の出店者だけではない。ワークマンにカルディコーヒー、ディズニーショップも楽天店を閉めた。「これからは自社ECで」。楽天には国内EC万年3位のヤフーの突き上げも待っている。
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送料問題がダメ押し さらば楽天、私が退店を決めた理由
「楽天の運営方針の変更に伴い閉店します」。楽天市場から撤退を決めた店舗の間では、怒りを交えた閉店告知が散見されている。23年で5万店を超える店舗を抱えるまで成長した楽天市場に今、何が起こっているのか。出店者がその理由を語…
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携帯事業の幹部が相次ぎ退社 始まった「楽天離れ」
携帯電話事業を「第2の創業」とぶち上げているインターネット通販大手の楽天。正式サービスの開始は4月8日。準備作業は今まさに佳境を迎えている。しかしその内部では「異常事態」とも呼べる状態に直面している。携帯事業を支えてきた…
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小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明
「ピース・オブ・ケイク(a piece of cake)」は、英語のイディオムで、「ケーキの一片」、転じて「たや…
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徹底予測2021年 底打ちか奈落か
日本経済の節目の年として幕を開けた2020年は、誰もが予想できない最悪の1年となった。すべての始まりはコロナ禍だ…
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クルマ大転換 CASE時代の新秩序
総付加価値額が450兆円ともされる自動車産業の構造が変わり始めた。GAFAやEVスタートアップ、ソニーなどが新た…
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不屈の路程
話題の経営者や気鋭の起業家はいかにして自らの経営を確立するに至ったのか。そこにたどり着くまでの道のりは決して順風…
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菅野泰夫のズームイン・ズームアウト欧州経済
ロシアを足掛かりに、欧州経済・金融市場の調査を担当して、既に十数年の月日がたちました。英国の欧州連合(EU)離脱…
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1000年企業の肖像
日本は創業100年以上の企業が多くあり、世界一の長寿企業大国として知られる。その中には創業1000年を超えると伝…
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10 Questions
いま、世の中で起こっていること。誰もが知りたいと思っていること。でも、ちゃんと理解できていないこと。漠然と知って…
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河合薫の新・社会の輪 上司と部下の力学
上司と部下が、職場でいい人間関係を築けるかどうか。それは、日常のコミュニケーションにかかっている。このコラムでは…
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ファクトフルネス思考
「データを基に世界を正しく見る習慣」を紹介した書籍『ファクトフルネス』は、日本で90万部を超えるベストセラーとな…
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大西孝弘の「遠くて近き日本と欧州」
日本の読者にとって欧州のニュースは遠い国々の出来事に映るかもしれない。しかし、少子高齢化や低成長に悩み、企業の新…
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グルメサイトという幻
食べログ、ぐるなび、ホットペッパーグルメ──。外食店探しに欠かせない存在となったグルメサイトの地位が揺らいでいる…
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フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える
この度、故有りましてこの日経ビジネスオンライン上で、クルマについて皆様と一緒に考えていくナビゲーター役を仰せつか…
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ファストリ、異次元の経営
コロナ禍の混乱からいち早く抜け出したファーストリテイリング。破綻が相次ぐアパレル業界にあって、なぜユニクロだけが…
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テスラが仕掛ける電池戦争
日本でも2030年代半ばに新車販売でガソリン車をゼロにする方針が打ち出されるなど、各国の環境規制強化により普及段…
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70歳定年 あなたを待ち受ける天国と地獄
従業員の希望に応じて70歳まで働く場を確保することを企業の努力義務として定めた、改正高齢者雇用安定法が2021年…
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