コロナ禍で苦しむ外食店を救済するため政府の「Go Toイート」事業が10月1日に始まった。しかし、本来の制度趣旨から外れた「錬金術」が横行し、外食店を困惑させている。 問題の根幹には、外食支援をうたいながらグルメサイトを潤すGo Toイートの制度設計がある。

 Go Toイートは、インターネット経由で外食店を予約した来店客に、次回の支払いに使えるポイント(昼食は500円分、夕食は1000円分)を付与する制度で、新型コロナウイルスの感染拡大で落ち込んだ外食需要を喚起する狙いがある。 ところが、SNS(交流サイト)では、全品298円均一価格の鳥貴族を狙った「錬金術」が話題になっている。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り2761文字 / 全文3114文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

オリジナル動画が見放題、ウェビナー参加し放題

日経ビジネス最新号、9年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「グルメサイトという幻」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。