Zホールディングス(HD)傘下のLINE、ヤフー、PayPay(ペイペイ)は新たに「マイル」を使って、消費者が買い物した際にペイペイのポイントを還元したり、企業の販売促進の機会を提供したりする事業を始める。存在感のある3社のグループ連携策だけに、内容にはもどかしさも残った。
「圧倒的なユーザー基盤があるZHDでないと成立しない」
ヤフーの小澤隆生社長は13日、スマートフォン決済運営会社のペイペイ、LINEと発表したプラットフォームサービス「LINE・Yahoo!JAPAN・PayPayマイレージ」の発表会見で、グループ連携の意義を強調した。

3社は新しく「マイル」の仕組みを取り入れ、ペイペイで決済する消費者に特典を与えたり、企業にマイルのデータを基にした販促の機会を提供したりする。
消費者は、このサービスに参画するメーカーの対象商品を、ペイペイが提携する店舗で、ペイペイの決済を通して購入すればマイルがたまる。たまったマイルに応じて、ペイペイポイントが還元される。オンラインの「Yahoo!ショッピング」の対象店舗で購入してもマイルが蓄積される。
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