食品工場と共通点がある燃料工場

 原料の成分を分析する研究室に入った。世界中から多種多様な原料を集め、特殊な装置で分析している。どのような処理をすれば、再生ディーゼル燃料の品質を安定させられるかも研究している。工程全体で成分調整ができるため、様々な原料を受け入れられるという。シャウテン工場長は、「多様な原料を使いこなせる強みがある」と言う。

 前処理施設では、様々な油脂を混ぜ、不純物を除去し、純度の高い炭化水素燃料にする。プロセスの詳細は教えてくれなかったが、食品工場やレストランと共通点があるため、少し甘いにおいがした。

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