Jリーグ2部(J2)に所属する東京ヴェルディを巡る混乱が収まらない。資金難からくる再建案を巡り、株主として大きな影響力を持つゼビオホールディングスと羽生英之・ヴェルディ社長ら現経営陣の決裂が決定的となったからだ。ゼビオが提示した妥協案をヴェルディ側が拒否したことで、決着の場は27日に開かれる臨時株主総会に持ち越された(12月16日掲載の東京ヴェルディ、株主が経営陣に退陣要求、逆境下の名門で内紛勃発を参照)。

20日に味の素スタジアムで行われたヴェルディの今季ホーム最終戦。サポーターが経営問題を訴える横断幕を掲げた

 「当社再建案に反対する敵対的買収案の提示を受けました」「ゼビオHDが提示する(中略)資金調達案は、(中略)ヴェルディの解体案にほかならず、到底受け入れられるものではありません」。日経ビジネスは、ヴェルディの株主が受け取った20日付の羽生社長からの手紙を入手した。そこにはゼビオと決裂したことが明確に書かれてある。

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