外食大手のコロワイドに敵対的TOB(株式公開買い付け)を仕掛けられている定食チェーンの大戸屋ホールディングスが、瀬戸際まで追い込まれつつある。コロワイドは8月下旬、TOB成立条件の下限を45%から40%に引き下げ、TOB期間を8月25日から9月8日まで延長した。従来の条件ではTOB成立に必要な株数が集まらなかったためだが、この延長戦に入り乱入してきた「新たな投資家」が大戸屋を追い詰めている。

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