Focus 20
池松由香のニューヨーク発直行便

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ベッドも人工呼吸器も足らない 新型コロナでNYの医療は崩壊寸前
米国東部時間の3月24日現在、新型コロナウイルスの世界の感染者はざっくり40万人。米国は約5万人で、その半分の約2万5000人を占めるニューヨーク州の感染者の数は3日で倍になるペースで増えている。「ニューヨークで急速に感…
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「イタリアより11日遅れ」 米国で強まる東京五輪延期論
世界で「東京五輪延期」論が浮上している。新型コロナウイルスの感染拡大が深刻な米国も例外ではない。外出禁止令など厳格な対策の導入も進むが、2020年7月までにどうしても解決できない課題も残る。なぜ延期が望まれるのか。
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外出禁止令前夜? 発令なら「ニューヨークは死ぬ」
米ニューヨーク市のビル・デブラシオ市長が17日、「外出禁止令を出すかどうか48時間以内に決断する」と発言。米国中に「アメリカもイタリアになるのか?」との不安が広がっている。決断は19日。前夜の街を歩いた。
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米景気後退に現実味 ギグワーカー5700万人を救えるか
ここ数日で米国内の論調が一気に変わった。リセッション(景気後退)はもはや「来るかどうか」ではなく「どれほど大きいか」。これからさらにやってくる大きな危機にトランプ米大統領はどう立ち向かうのか。デカップリング後の世界は新型…
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米株市場大暴落で浮かぶ、トランプ氏「奥の手」の現実味
2020年3月12日、米ダウ工業株30種平均は3日前に記録した過去最大の下げ幅を再び更新した。大波乱の原因が新型コロナウイルスという未知の存在なだけに、マーケットの混乱を沈静化させる手段も従来型だけでは足りない。そこで現…
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新型コロナ対策 「政策の要は経済インセンティブ」
世界保健機構(WHO)のテドロス事務局長が2020年3月11日、新型コロナウイルスについて「パンデミック(世界的な大流行)とみなせる」と表明し、感染者が急増する欧米を中心に混乱が広がっている。今、政府がすべきことは何なの…
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NYダウ過去最大下落 トランプ氏は負の連鎖断てるか
3月9日、米ニューヨーク株式市場の株価はリーマンショックを思い起こさせる急落となった。新型コロナウイルスの感染拡大、石油価格の急落、米金融界のお膝元であるニューヨークに迫り来る新型コロナの恐怖……。マイナス要因が重なる中…
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握手代わりに肘タッチ NY流、新型コロナとの向き合い方
ニューヨークにも新型コロナの脅威がやってきた。マンハッタン周辺のみで11人の感染者がいる。それでもニューヨーカーは明るく危機を乗り越えようとしている。
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トランプvs.新型コロナ 米国は封じ込められるか
ドナルド・トランプ米大統領は2月26日と29日、新型コロナウイルスの政府対策に関する記者会見を立て続けに開いた。そこで見えてきたのは、「学校閉鎖」など一律に対策を進める日本政府とは異なり、リスク別にカテゴリー分けして対策…
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米株安、新型コロナと大統領選が揺さぶった投資家心理
新型コロナの感染がイタリアや韓国にも広がった週末が開け、米株市場が続落している。だがアナリストなどの専門家は冷静だ。続落は短期と見て長期的視点のポートフォリオ見直しを勧める。そんな中、「もはや感染の拡散は止められない」と…
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「米国ではコロナよりインフル猛威」のウソとホント
在米日本人の間で「なぜ日本から米国でのインフル流行を心配するメールが届くのか」が話題になっている。米国では、今シーズンは子どもの死亡数が多いとの報道はあるものの、そこまで流行が特別だとは認識されていないからだ。日米の認識…
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新型コロナ対策、厳重な米国 半世紀ぶり「隔離命令」も
新型コロナウイルス感染の拡大は米国でも連日のように大きく報道されている。日本では政府が用意したチャーター機で中国・武漢から帰国したばかりの人をメディアがマスク1枚で取り囲み、会見を開いたことが非難の対象になっている。一方…