Focus 20
池松由香のニューヨーク発直行便

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アマゾンに抗議し辞めた元幹部「民衆の怒りはテック大手にも」
米アマゾン・ドット・コムの従業員による同社への抗議活動が激しさを増している。アマゾンによる活動家の解雇も続出。この解雇に抗議し、クラウド部門のバイスプレジデントのティム・ブレイ氏も辞めた。荒れるテック大手で何が起きている…
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21年五輪に影響必至? 米国で高まる新型コロナ「第2波」懸念
新型コロナウイルスの感染「第2波」への懸念が米国で高まっている。米ワシントン大の研究所は「9月15日ごろに到来」と予想。すでに全米22州とプエルトリコで感染者増も見られる。第2波到来なら、2021年の東京五輪への影響は必…
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シティやソニー、トヨタ……米抗議デモ、企業は何を発信すべきか
ジョージ・フロイドさんの死をきっかけに全米に広がった抗議デモが世界各地に飛び火している。人種だけでなくあらゆる理由で差別されている人たちが平等を求める運動に変化してきた。企業としてどのようなメッセージを発信し、行動すべき…
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「アメリカは暴力の上に生まれた」 NYで聞いた抗議デモの真意
白人警官に拘束され死亡した黒人男性のジョージ・フロイドさん。「人種差別だ」と言われても仕方ないほど米国各地で同様のニュースを見聞きする。デモは一部、暴徒化しているが、その暴挙に隠れて「デモの真意」が伝わっていない。6月1…
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PCRのおまけ付き 感染爆発NYで抗体検査を受けてみた
米ニューヨークで外出禁止令が出てから10週間。そろそろ我慢の限界に近づいてきた筆者は「体験シリーズ」を立ち上げることを決意する。外出が許されている範囲で「経済再開の手触り」を感じるのが目的の本シリーズ。初回は再開に欠かせ…
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新型コロナで「伝説になった黒人医師」の最期
「伝説になった黒人医師」。ニューヨーク市ブルックリン地区の病院で最期までCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の治療にあたった医師が、自身も同じ病にかかり亡くなった。彼が「伝説」と言われるのはなぜか。最期をみとった…
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「死ぬまで米国に賭け続ける」 銀行株手放したバフェット氏の思い
5月初旬の株主総会で著名投資家ウォーレン・バフェット氏が発した言葉が米国内で話題になっている。「米国に背く賭けはするな」というものだ。新型コロナウイルスの影響でリセッション突入は免れない中、同氏がこの言葉に込めた思いとは…
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[ウェビナー]米国の経済再開は本当に可能か
世界最多の感染者を出している米国は今、経済再開への道を模索し始めている。感染拡大は収束に向かっているのか? 経済再開に向けてどのような動きがあり、課題はどこにあるのか。最新の状況を池松・ニューヨーク支局長がリポートする。
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米軍が中東の軍配備縮小、再配置に浮かぶ新たな「米中関係」
米軍がイランとの抗争を念頭に中東に配備していたミサイル防衛システム「パトリオット」を一部撤収した。中東の軍配備を縮小し、代わりに中国などに焦点を当てるという。新型コロナウイルスの感染拡大で世界中が経済難にあえぐ中、米中の…
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「この場で署名を!」、米政界揺らす「環境極左」の子どもたち
米国で今、「極端な左」と呼ばれる環境活動団体が勢力を増している。中心は10~20代の若手で、10歳前後の子どももいる。民主党の大統領選候補争いで「見えざる手」として政治家の発言を左右し、政界に影響を及ぼす。彼らが唱える経…
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「経済でだって人は死ぬ」、大量失業でもトランプ氏に追い風?
「経済でだって人は死ぬ」と、あるトランプ支持者は漏らした。米国で起きた新型コロナウイルスの感染爆発は、人命だけでなく経済にも大打撃を与えた。トランプ氏は経済再開を急ぐが、州ごとに対応が割れ一筋縄ではない。半年後に迫る大統…
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「独りで死なせたくなかった」 応援看護師が見たNYの惨状(下)
前回に引き続き、新型コロナウイルスの感染爆発に見舞われたニューヨークの医療現場を応援するため、州外からやってきた看護師たちを取り上げる。今回の主役はノースカロライナから来たアラン・グリザードさん。元救急救命士で、9.11…
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「殺さないで!」が最期の言葉 応援看護師が見たNYの惨状(上)
新型コロナウイルスの感染爆発を経験したニューヨークに4月上旬、全米各地から医療の現場を応援する「助っ人看護師」たちが集結していた。彼らが目の当たりにした現実は残酷だが、改善への示唆にも富む。今回と次回はそんな看護師たちが…
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ウォルマートを従業員遺族が提訴 米国で「コロナ訴訟」の号砲
米イリノイ州のウォルマート店舗に勤務していた従業員が新型コロナウイルスで死亡し、遺族は同社などを提訴した。ニューヨーク州の看護師組合も防護具を提供されなかったと州や病院を相手に訴訟を起こしている。「エッセンシャルワーカー…
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人工呼吸器、緊急増産の落とし穴 フォードが見付けた現実解
日本政府は4月15日、新型コロナウイルス感染拡大で需要が急増するとみられる人工呼吸器の増産を経団連などに要請した。ただ、その前に、同じことをした米国から学ぶべきことがある。増産協力を買って出た米フォード・モーターの取材か…
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新型コロナ爆発のNY、医療の次に来た「葬儀崩壊」
新型コロナウイルス感染による米国の死者数が2万人を超え、イタリアを抜き国別で世界最多となった。中でも爆発が顕著なニューヨークでは今、医療システムの次の「葬儀システムの崩壊」が深刻化している。
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アマゾン、新型コロナ対策で抗議の従業員解雇 本人を直撃
米アマゾン・ドット・コムが3月30日、ニューヨーク市内の倉庫に勤務する従業員を解雇した。同社が徹底する新型コロナウイルス対策に従わなかったためとするが、本人の主張は異なる。その時、倉庫で何があったのか。
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新型コロナ、若者が次々に重篤化 NY感染症医の無力感
欧米で若年層の新型コロナウイルス感染者が増えている。感染拡大が深刻化するニューヨークでも、病院に運ばれているのはいまや20~40代の「働き盛り」ばかりだという。現場で日々、患者の治療に専念する現地の感染症専門医に現状を聞…
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米海軍の巨大病院船がNY入り それでも足らない病床
1000の病床と12の手術室を備えた巨大病院船がニューヨーク市に入港した。だが、市長の顔に笑みはない。ピークが来ると想定される5月初旬には最大6万床の病床が必要になるからだ。この不可能とも言える難題をどう乗り越えようとし…
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新型コロナ、NYから医師が警告 「気を抜けば東京もこうなる」
米国で新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。特に震源地となっているニューヨーク州では、2020年3月25日だけで100人が亡くなった。病院の現場はどんな状況にあるのか。米コロンビア大学の現役医師に実情を聞いた。