Focus 20
池松由香のニューヨーク発直行便

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アマゾン、鴻海と提携 ステランティスのEV逆襲シナリオ
1月初旬に米ラスベガスで開催されたテクノロジー見本市「CES」に急きょ行くことにした筆者。新人記者の代打で取材した欧州ステランティスのEV戦略に「アメ車逆襲」の予兆を感じ取った。その理由とは?
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オミクロン型がついに爆発 NYの現状と気をつけていること
世界各地で感染が急拡大している新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」。2021年11月に南アフリカで初めて報告されてから、筆者の住む米ニューヨーク市に到達するのはあまりにも早かった。12月20日、市の1日当たりの感染…
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全米初、ニューヨークで民間企業にワクチン義務化のなぜ
ニューヨーク市で、全米でも初めてとなる民間企業の従業員を対象にしたワクチン接種の義務化がスタートする。オミクロン型を中心に感染者が急増していることもあるが、背景には政治家の下心もありそうだ。インフレなどを背景に民主党政権…
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「米国最大の輸出品は空のコンテナだ」 供給網寸断の現場で見た光景
バイデン政権も解決に乗り出した米国の供給網混乱。物流の現場では何が起こっているのか。コンテナ取扱数全米3番目のニューヨーク・ニュージャージー港の現場に行ってきた。
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バイデン氏も想定外の「真犯人」 サプライチェーン混乱は長期化へ
10月13日、バイデン米政権が供給網の混乱を解決する施策を発表した。コンテナ船が滞留する西の港湾を休まず稼働させると言うが、現場の声を拾うと問題の解決からはほど遠いことが分かってきた。物流を滞らせている「真犯人」がバイデ…
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ベゾス氏が残した負の遺産と、最後に加えた「リーダーの条件」
家庭用ロボット市場への参入など、さらなる成長に向け次々に手を打つ米アマゾン・ドット・コム。しかし新生アマゾンには負の遺産もある。コロナ禍で顕在化した一部従業員からの反発は今も続き、政府による「分割論」もくすぶったままだ。…
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家庭用ロボット参入 アマゾンが極める「一挙両得」開発
アマゾンが新たに披露した新製品群のなかで、サプライズだったのが家庭用ロボット「アストロ」だ。ネット通販など各種サービスの「入り口」となるだけでなく、自律走行などの技術は自動車にも活用できる。この「1粒で2度おいしい」開発…
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ジャシーCEOは「ベゾス氏の生き写し」 新生アマゾンはどこに行く
創業者、ジェフ・ベゾス氏が今年7月にCEO(最高経営責任者)から退いた米アマゾン・ドット・コム。後任のアンディ・ジャシー氏はベゾス氏の「生き写し」ともいわれる。売上高約40兆円の「帝国」は、これからどこに向かうのか。
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世界で株価下落の連鎖 中国恒大集団発の金融危機は起こるのか
週明けの米株式市場は中国恒大集団の経営不安の話題で持ちきりだった。焦点は中国政府による救済の有無と米国など他の金融市場への影響について。米国での受け止めと今後の注目ポイントをまとめた。
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9.11とアフガン戦争に翻弄、アフガン料理店店主の「平和の条件」
「キュウリは目に良いんだから残しちゃダメだよ」。マンハッタンにあるアフガニスタン料理店の店主は筆者が残したサラダを見てこう言った。この店主は今、アフガンにいた家族との再会を果たしたことが地元ニュースで取り上げられ話題にな…
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出張再開で「驚いたことトップ5」と「日本よ、五輪をありがとう」
約1年半ぶりに米国で出張を再開した筆者。久々に体感したコロナ禍の「ニューヨークの外」は驚きの連続だった。航空会社の人手不足に供給網の逼迫、東京五輪への反応は? テキサス、コロラド、アリゾナ、カリフォルニアを巡って驚いたこ…
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セクハラ辞任 ニューヨーク知事、クオモ氏の自滅
ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事が辞意を表明したことで地元に衝撃が走った。2020年3月の新型コロナウイルス感染爆発から毎日、記者会見を開き、英雄となったクオモ氏に何が起きたのか。政治的陰謀か、はたまた身から出た…
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ワクチン接種率が低い地域で猛威振るうデルタ型、感染力なぜ強い?
新型コロナウイルスの変異ウイルス、インド型(デルタ型)が日米で猛威を振るっている。感染者数の拡大で東京五輪・パラリンピックにも影響を及ぼしかねないデルタ型の脅威。その感染力の強さの原因とは?
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東京五輪、海外メディアは不満爆発寸前 「我々は敵じゃない」
東京五輪・パラリンピックを取材する海外メディアに対する大会組織委員会の扱いに不満が爆発している。日本メディアは規制されていない一方で、海外からの報道陣はワクチンを接種していても一律で行動規制を敷かれることに「差別だ」の声…
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仮想通貨は「安い」方がいい? 大暴落でも気分爽快なワケ
仮想通貨とは何かの答えを探すため、ドージコインを購入した筆者。創始者の一人に連絡すると、彼の母親が日本人で、日本のゲームをこよなく愛する人物だと分かった。そして、ドージのモデルとなったシバイヌの“ママ”に向けられた心ない…
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ドージコイン創始者ビリーさん、柴犬「かぼす」ママとの感動秘話
仮想通貨とは何かの答えを探すため、ドージコインを購入した筆者。それでもなお解明できなかった謎を解こうと創始者の一人に連絡すると、彼には日本と関係する、ある真実があることを知った。
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それゆけドージ! 米国で「柴犬」仮想通貨を買ってみた
米国で熱気を帯びる暗号資産(仮想通貨)ブームを肌で感じていた筆者だが、いったい仮想通貨とは何なのかの本質がいまひとつ分からずにいた。どうにかして疑問を解消したい。そんなとき思い立ったのが、実際に購入してみることだった。
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あなたはいくら払う? アマゾン・ベゾス氏との「宇宙ランデブー」
ジェフ・ベゾス氏が立ち上げた宇宙ベンチャーの米ブルーオリジンが、7月に予定している初の有人宇宙飛行にベゾス氏本人も参加すると発表した。現在、進行中のオークションでチケットを落札できれば、一般人も同じ宇宙船に乗れる。果たし…
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ワクチン接種率が低いのに五輪? 日本に言えない米国の本音
米国の新型コロナウイルス対策のトップがテレビ番組に出演し、東京五輪・パラリンピック開催について「懸念する」と打ち明けた。理由はワクチン接種率の低さ。サキ米大統領報道官は開催を目指す日本政府を支持する意向を示したものの、本…
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一時帰国してみたら……日本のコロナ水際対策は穴だらけ
東京五輪・パラリンピックを2カ月半後に控えた4月下旬に赴任先の米国から一時帰国した筆者。水際対策を自ら体験して見えてきたのは、「穴だらけの現実」だった。収まらない新型コロナウイルスの感染拡大。このまま五輪開催に突入して大…