シリーズ
池松由香のニューヨーク発直行便

(写真:Matteo Colombo/Getty Images)
61回
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感染爆発から1年後のNYでJ&J製ワクチンを……打ってしまった
「よっしゃ! これで出歩ける」。米ニューヨークで新型コロナウイルスの感染爆発を体験した筆者は、同州で30歳以上のワクチン接種が解禁されるや否や、し烈なアポ取り合戦をくぐり抜けてワクチン接種にこぎ着けた。ところがその後、筆…
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スマホで接種証明 米国初の「ワクチンパスポート」は希望の光か
ニューヨークでは新型コロナウイルスのワクチン接種の対象が30歳以上に広がり、ワクチン接種や陰性結果を証明できるスマートフォンアプリの導入も始まった。いわゆる「ワクチンパスポート」を米国で初めて導入に踏み切ったクオモ同州知…
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「アメ車」の逆襲が始まった 鍵握るEVの新星ルーシッドとは
米高級EV(電気自動車)スタートアップのルーシッド・モーターズが米株式市場をざわつかせている。販売台数がゼロにもかかわらず注目を集めるのは、同社が今後の米国の自動車産業を占う鍵を握るからだ。米アップルも参入するとされ、鼻…
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アップルEV、生産は現代・起亜の韓国勢か 欧米メーカーの名前も
米アップルが開発中のEV(電気自動車)の協力会社に関する情報が続々と出てきている。同社開発の先を読むことで知られる著名アナリストは2日、生産は韓国の現代自動車と傘下の起亜が勝ち取ると予想。米メディアでも「近く交渉成立間近…
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トランプ氏は米国の脅威? ボルトン氏が語る暴動と弾劾の可能性
米ワシントンが揺れている。6日に起きた暴動が米政界にどんな影響を及ぼしたのか。民主党で盛り上がるトランプ氏弾劾の行方は? トランプ政権にもいたジョン・ボルトン前大統領補佐官(国家安全保障担当)に見解を聞いた。
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子どもたちに誇れるか? 米国民の胸を締め付けたワシントンの暴動
1月6日、首都ワシントンにドナルド・トランプ米大統領の支持者が集結し、連邦議会議事堂を一時占拠する暴動が起きた。以前から懸念されていたことが現実になった格好だが、全米に生中継されたその様子は米大統領選の混乱と新型コロナウ…
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「実は見た目が大事」元宇宙飛行士が語るスペースXのスゴさ(下)
たった14年で有人宇宙船の打ち上げに成功したスペースX。その「スゴさ」の理由を元宇宙飛行士で現同社顧問のギャレット・リースマン氏に聞いた。2回に分けてお届けするインタビューの後編では、固定観念にとらわれず、異業種で培われ…
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「失敗を恐れない」 元宇宙飛行士が語るスペースXのスゴさ(上)
暗いニュースが多かった2020年、米国を盛り上げた明るいニュースの代表例が米宇宙開発ベンチャーのスペースXによる有人宇宙船の打ち上げ成功だった。同社が打ち上げ実験を始めたのは06年。たった14年で偉業を成し遂げた「スゴさ…
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米ファイザーのワクチン超低温管理問題、マグロが日本を救う?
米ファイザーが開発した新型コロナウイルスワクチンに95%の有効性があることが分かった。久々の明るいニュースに世界は沸いているが、問題はセ氏マイナス70度に保たねばならないこと。日本も1億2000万回分の購入を約束している…
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「次の大統領は誰?」 アレクサに聞いてみた
米大統領選を巡り、ドナルド・トランプ大統領はジョー・バイデン前副大統領の勝利を認めていない状況が続いている。米国の国家安全保障を危惧する声も出てきた。栄光を捨てるのは難しいのが人間というもの……。そこでAI(人工知能)の…
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トランプ氏、次の仕事は「トランプTV」?
米大統領選でジョー・バイデン前副大統領が勝利を確実にしたことで、米国ではドナルド・トランプ大統領の「今後」への注目が高まってきている。一族の会社は財政難がささやかれ、トランプ氏本人も巨額の負債を抱えているとされる。トラン…
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米大統領がどちらになってもきっと米国は変わらない
米大統領選が混戦を極めている。投開票日から1日が経過してもまだ結論が出ない。トランプ氏かバイデン氏か。対照的な個性を持つ2人の勝敗の行方は気になるが、どちらが当選しても根本的な米国の現状は変わらないだろう。筆者がそう考え…
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米大統領選当日、静寂のNY 接戦の結果は持ち越しへ
いよいよ迎えた米大統領選の当日、ニューヨークの街に繰り出した。午後にいくつかの抗議活動があると聞いていたからだ。めんたいこスパゲティの昼食で体力を付け、準備万全の筆者が街で見たものとは?
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米国民が直面「大統領選疲れ」 ディスりの応酬、記者もうんざり
米大統領選の投開票まであと4日に迫った今、米国で取材を重ねてきた記者が感じるのは「コロナ疲れ」ならぬ「大統領選疲れ」だ。テレビでは連日のようにネガティブ広告が流れ、右か左に分かれる報道番組では記者が感情的に相手を批判する…
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トランプ氏の怖さを日本に伝えて! ゴジラ出演俳優の叫び
トランプ氏とバイデン氏の支持者たちの主張を交互に紹介していく「米大統領選サポーターたちの横顔」。4回目は、ゴジラ映画にも出演した米俳優で、政治活動家でもあるブラッドリー・ウィットフォードさんを取り上げる。民主党支持の彼が…
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毛沢東のポスター貼る学友に絶句、トランプ派23歳の決意
米大統領選のいずれかの候補を熱烈支持する人たちの横顔を取り上げる本シリーズ。3回目は、共産主義に傾倒する20歳のルームメートに絶句したのを機に、NY州議会議員に21歳で立候補した23歳の女性に焦点を当てる。
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トランプ氏が新型コロナ感染、候補者死亡なら選挙はどうなる?
ドナルド・トランプ米大統領が新型コロナウイルスに感染し、大統領選の行方がますます見えにくくなってきた。仮に大統領選の前後に候補者が死亡した場合、選挙はどうなるのか。
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働くより「失業」が得? 人手不足に苦悩する米自動車工場
米国の自動車工場は5月に再稼働を始めたが、人手不足にあえいでいる。新型コロナウイルスの感染者が出ると周囲の労働者も自主隔離をしないといけないこともあるが、ほかにも原因がある。米政府が提供する失業給付と自動車需要の急回復だ…
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トランプ再選にNO! 19歳「Z世代」活動家の危機感
トランプ米大統領またはバイデン前副大統領を熱烈に支持するサポーターたちに生い立ちや信条を聞く「米大統領選サポーターたちの横顔」シリーズ。第2回の主役はバイデン支持団体を立ち上げた19歳の大学生だ。
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トランプ氏TikTok大統領令は「無謀」か「スーパーパワー」か
動画投稿アプリ「TikTok」の運営会社がドナルド・トランプ米大統領が同社の米国事業を事実上、停止させる大統領令に対して訴えを起こした。そもそも大統領令にはどんな効力があるのか。元FBIの弁護士に解説してもらった。
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徹底予測2021年 底打ちか奈落か
日本経済の節目の年として幕を開けた2020年は、誰もが予想できない最悪の1年となった。すべての始まりはコロナ禍だ…
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不屈の路程
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河合薫の新・社会の輪 上司と部下の力学
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ファクトフルネス思考
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大西孝弘の「遠くて近き日本と欧州」
日本の読者にとって欧州のニュースは遠い国々の出来事に映るかもしれない。しかし、少子高齢化や低成長に悩み、企業の新…
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グルメサイトという幻
食べログ、ぐるなび、ホットペッパーグルメ──。外食店探しに欠かせない存在となったグルメサイトの地位が揺らいでいる…
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フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える
この度、故有りましてこの日経ビジネスオンライン上で、クルマについて皆様と一緒に考えていくナビゲーター役を仰せつか…
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ファストリ、異次元の経営
コロナ禍の混乱からいち早く抜け出したファーストリテイリング。破綻が相次ぐアパレル業界にあって、なぜユニクロだけが…
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テスラが仕掛ける電池戦争
日本でも2030年代半ばに新車販売でガソリン車をゼロにする方針が打ち出されるなど、各国の環境規制強化により普及段…
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70歳定年 あなたを待ち受ける天国と地獄
従業員の希望に応じて70歳まで働く場を確保することを企業の努力義務として定めた、改正高齢者雇用安定法が2021年…
全8回