米ファイザーに続き、米モデルナが新型コロナウイルスのワクチン開発に成功したとの朗報が、米国市場を沸かせている。米国では「ワクチン相場」がはや1週間続いている。対する日本市場も29年ぶりに日経平均株価が2万6000円台を回復したが、一時下げる局面も見られた。。同じ「新型コロナワクチン」という材料でも、株価上昇の勢いが日米で違うのはなぜか。

(写真:ZUMA Press/アフロ)

 11月9日の米ファイザーによる新型コロナワクチン開発の進展に続くニュースに市場が沸いている。米製薬の新興企業モデルナは16日、同社が進めるワクチンの最終治験において94.5%の有効性が得られたと発表した。これを受けてダウ工業株30種平均は上昇し、過去最高値を更新して3万ドルの大台へと迫った。

 投資家による活発な「買い」は、ワクチンの実用化によって経済活動が正常化することへの期待の表れである。ロックダウン(都市封鎖)が解かれ、移動制限などによって抑えられていたビジネスや消費といった活動が元に戻れば、景況感は回復方向に向かうだろう。

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