スマホやタブレットで衣類を撮影するだけで自動採寸
スマホやタブレットで衣類を撮影するだけで自動採寸

 全国にグループで223店舗のリユースショップを展開するトレジャー・ファクトリーと、AI(人工知能)開発のALBERTは、EC(電子商取引)用の自動採寸システム「クロスキャナ」を共同開発した。

 商品の撮影や採寸、品質タグ情報の原稿作成を指す「ささげ業務」を効率化する。撮影画像からAIが自動採寸し、撮影した品質タグから商品情報を自動入力できるようになり、ささげ業務の時間が約20%短縮できる見込みという。その結果、ECで取り扱う商品点数が1年間で10%増やせることが分かった。

他の業務の合間に出品作業

 トレジャー・ファクトリーの通常店舗では、1日2~3時間のささげ業務で20~30点の衣類を登録している。レジ打ちなど他の業務を行いながら合間でEC出品の業務を手掛けているため、時間が限られている。ささげ業務専属のスタッフがいる店舗では、1日6~7時間で40~50点を登録している。

 一般に、これまで撮影画像から自動採寸する場合、衣類の採寸箇所の長さを正しく測定するために衣類を平置きして真上から撮影することが多かった。ただ、店舗で撮影スペースを確保することが難しい。今回、ハンガーで壁掛けした状態でも採寸できるようにした。

ハンガーで壁掛けした衣類の裏側を撮影
ハンガーで壁掛けした衣類の裏側を撮影

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