パナソニックは9月21日、2024年度にIoT家電の売上高を現状の2倍に高める目標を明らかにした。国内家電の売上高は現在1兆円強、IoT家電はそのうちの3割に当たる約3000億円とみられる。同社の家電をインターネットにつないでいる利用者は現在、500万人以下で、同年度までに約1000万人に引き上げる。

 成熟した家電市場で再び盛り返そうと、家電メーカーはIoT化をうたう。想定よりは伸びていないとの指摘もある中で、各メーカーが打開策の試行を続けている。

 パナソニックがオンラインで開いた同日の説明会では、今年4月以降に発表した製品やサービスの紹介も含め、IoTを用いた新たな生活スタイルを提案した。同社のこのところの家電事業には、主に2つの視点が新しく入っている。一つは「異業種」との連携、もう一つは機能のシンプル化という「引き算」の設計だ。

発表した新機能には、利用者が自分に合った機能をスマートフォンでアップデートして加えていくものもある
発表した新機能には、利用者が自分に合った機能をスマートフォンでアップデートして加えていくものもある

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