パナソニックホールディングス(HD)の楠見雄規社長は5月11日、車載電池の事業会社を上場させる可能性に言及した。同社は2023年度に稼働する車載電池の和歌山工場の先に米国工場建設を見据えている。17年に約2000億円を投じた米テスラ向け電池工場「ギガファクトリー」の立ち上げに苦しんだ「反省」も踏まえながら2度目の大規模投資に臨む。

5月11日、オンラインで開かれたパナソニックホールディングスの会見。楠見雄規社長は車載電池の事業会社の上場可能性について言及した
5月11日、オンラインで開かれたパナソニックホールディングスの会見。楠見雄規社長は車載電池の事業会社の上場可能性について言及した

 「まずは和歌山工場で量産をしてから米国に投資すべきかを見極める。投資規模によっては上場もあるかもしれない」

 11日、決算発表前に急きょ開かれたパナソニックHDによる記者会見。主題は21年に同社が買収した米ソフトウエア会社、ブルーヨンダーを中心とする新会社の株式上場を検討するとの内容だったが、楠見社長は車載電池の事業会社「パナソニックエナジー」の上場可能性について問われるとこう説明した。

和歌山工場で試作 「本丸」は米国工場

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