中国の全人代常務委員会は6月30日、「香港国家安全維持法」を全会一致で可決した。一国二制度が揺らぐことは、英国統治時代から企業を保護してきた透明性の高い司法制度が揺らぐことを示す。国際金融センターとしての香港の地位はどうなるのか。中長期的な視点では、その先行きに不安が高まっている。ただし、短期的には中国企業の資金調達経路確保の受け皿としての機能が強まることになりそうだ。
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