インターメスティックの旗艦店「Zoff原宿店」

 JR山手線の原宿駅から徒歩3分。眼鏡専門店を展開するインターメスティック(東京・港)の旗艦店「Zoff原宿店」で、12月21日から眼鏡店としては風変わりな写真展が始まった。

 ズラリと並んだ写真は、視力が極端に弱い「ロービジョン」と呼ばれる視覚障害者が撮影したもの。半導体レーザー技術スタートアップのQDレーザ(川崎市)やインターメスティック、日本航空グループのジェイエア、三井物産など7社が参画する「With My Eyes」と呼ぶプロジェクトの第1弾だ。このプロジェクトが目指すのは、世界で約2.5億人いるというロービジョン者の「見えづらい」を「見える」に変えること。写真展は21年1月上旬までの期間限定で開催する。

Zoff原宿店で開催中の「With My Eyes」プロジェクトの写真展。写真左がQDレーザの菅原充社長

 ロービジョン者による撮影を可能にするのが、QDレーザが開発したデバイスだ。外付けの電子ビューファインダーとして、市販のデジタルカメラに取り付けて使える。カメラで撮影した映像を微弱なレーザー光を使って目の網膜に直接投影するため、前眼部に異常があっても支障なく映像を見られる。

 今回の展示会の写真は、開発した電子ビューファインダーをソニー製のデジタルカメラと組み合わせて撮影した。近眼で普段は眼鏡を着用している記者が実際に裸眼で開発品のビューファインダーをのぞいてみると、ぼやけることなく撮影中の映像を確認できた。

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