東芝が打ち出した会社3分割案に対し、複数の株主が拒否感を示している。シンガポールの投資ファンド、3Dインベストメント・パートナーズが分割案を「支持しない」と表明し、別の投資家も決定過程に不信感を抱いている。東芝は、2022年1~3月に開く臨時株主総会で3分割案の賛否を問う計画だが、先行きが見通しづらくなってきた。

 「3分割案は東芝の長年にわたる課題を解決しない。追加情報の開示がない限り、計画を支持しない」

東芝が打ち出した経営再建策「3分割」案の先行きが、不透明になっている(写真:つのだよしお/アフロ)
東芝が打ち出した経営再建策「3分割」案の先行きが、不透明になっている(写真:つのだよしお/アフロ)

 東芝株を7%超保有するとされる3Dは11月24日、東芝の取締役会と、3分割案を主導した戦略委員会に宛てた書簡を公開し、厳しく非難した。東芝は臨時株主総会を開き、分割案の賛同を得たい考えだが、他の株主も3Dに追随する可能性がある。

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