日立製作所の経営が新たな段階に入る。2009年3月期に製造業過去最大の赤字を計上してから進めてきた、グループ再編を軸とした構造改革にメドを付け、デジタル事業の成長に全力をささげる。25年3月期には同分野の営業利益に近い調整後EBITA(利払い・税引き・償却前利益)を約2倍に増やすことを目指す。

日立製作所はグループ再編にメドを付け、デジタル事業の成長を加速させる(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ)
日立製作所はグループ再編にメドを付け、デジタル事業の成長を加速させる(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ)

 22→0――。これは日立製作所がどれほど変わったかを端的に表す数字だ。2009年3月に22あった国内の上場子会社数が22年度にはゼロになる。

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