会社再編を巡って混乱の続く東芝は、エレベーター事業や照明事業の売却方針について、いったん計画を凍結すべく協議に入る。同社の旧執行部が推進した会社の2分割案は、3月24日の臨時株主総会で反対多数となった。事業売却は会社分割とセットだったため、改めてエレベーター事業などの取り扱いについて議論が必要になる。これに加えて、ファンドによる買収・非上場化案のほうが会社再建につながるのか、本格的に検討することになる。

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