東芝に対し、米大手投資ファンドのブラックストーン・グループが会社再建へ買収に向けた協議をしていたことが日経ビジネスの取材で分かった。これまで東芝はこうしたファンドが協力する再建策より、会社の2分割と事業の切り売りを進める計画を優先してきた。ただ、3月24日に開く臨時株主総会で会社案に対して株主の賛否を問う予定で、その結果によっては買収案が検討される可能性もある。

(写真:つのだよしお/アフロ)
(写真:つのだよしお/アフロ)

 複数の関係者によると、1月7日にブラックストーン幹部が東芝幹部と面談した。まだ初期段階の話し合いだが、株式を取得する場合には友好的な関係を前提として進める意向という。東芝は2015年の不正会計問題が尾を引き、家電やフラッシュメモリーなど主力事業を次々と売却し、連結売上高は6兆円台から3兆円台に縮小している。成長戦略がなければ復活はおぼつかないため、会社再建に向けた構想を協議したという。

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