光免疫治療の開発・普及を目指す楽天メディカルのCEOである三木谷浩史氏らは8月25日、報道関係者向けの説明会を開いた。日本で条件付きの承認を取得し、2021年1月から販売を開始した頭頸(けい)部がん向けの光免疫治療薬「アキャルックス」と、レーザー照射用の医療機器「BioBlade(バイオブレード)」を用いた治療を、今秋にも全国約40カ所の医療機関で提供できるとした。

三木谷氏は「早期がんに使えるようにすることを目指したい。ゆくゆくはがんの標準的な治療法の1つになるのが目標だ」と話した
三木谷氏は「早期がんに使えるようにすることを目指したい。ゆくゆくはがんの標準的な治療法の1つになるのが目標だ」と話した

 また、7月には1億6600万ドルの資金を調達し、海外での承認取得を目指したグローバルの臨床試験を進めていることや、さらに次世代の光免疫療法の開発にも取り組んでいることなどを説明した。膵臓(すいぞう)がんを患った父を救いたいと手掛け始めた創薬事業。三木谷氏は「がん治療のグローバルなフロントランナーになっていく組織づくりに取り組んでいる」という。

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