新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対し、また新たな武器が登場した。中外製薬が6月29日に承認申請した抗体カクテル療法の「ロナプリーブ点滴静注セット」がそれだ。カシリビマブとイムデビマブという2種類の抗体からなる製品で、軽症から酸素投与を必要としない中等症の患者に1回投与することによって重症化を抑える。

日本では4番目の新型コロナウイルス治療薬として承認された

 7月19日に厚生労働大臣が特例承認し、20日からCOVID-19の入院患者を受け入れている医療機関で使えるようになった。2種類の抗体を併用して点滴注射することから「カクテル療法」と呼ばれる。国内では米ギリアド・サイエンシズの抗ウイルス薬「レムデシビル」など3種類がCOVID-19に転用されており、ロナプリーブは4番目に承認された治療薬となる。軽症者向けは初めてだ。

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