ヘカバイオデジタルヘルス(東京・中央、ヨアブ・ケイダー代表取締役)は7月3日、メディア向けのウェブセミナーを開き、オンライン診療のプラットフォーム「メディゲート」β版の開発を完了したことを紹介した。既存のオンライン診療向けシステム事業者のサービスとは異なるというこのプラットフォームを利用すると、オンライン診療はどう変わるのだろうか。

 日本ではこれまでオンライン診療は一部の慢性疾患の再診にしか認められていなかったが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を背景に、厚生労働省は4月10日にオンライン診療を時限的に大幅に規制緩和する通知を発出。これにより、一度も受診したことがない患者に対しても、どういう疾患であってもオンライン診療を幅広く行えるようになっている。

 しかし、オンライン診療向けシステムの多くは、テレビ電話に予約や問診、決済の機能を追加したもので、オンライン診療で医師が行えることには限界があった。これに対して、ヘカバイオデジタルヘルスのメディゲートは、通常のオンライン診療向けのシステムに、在宅で尿検査や聴診などを行えるデバイスを組み合わせた。これにより、医師は検査データなどを確認しながらより精度の高い診療を行えるようになることが期待される。

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