Focus 20
クルマ大転換 CASE時代の新秩序

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スズキ、新型「ソリオ」でストロングHV廃止 電池より空間優先
スズキは新型車「ソリオ」で、大型の電池とモーターを搭載し、モーターだけでも走行できる「ストロングハイブリッド車(HV)」を廃止し、代わりにモーターとバッテリーでエンジンを補助する「マイルドHV」を採用した。コストや室内空…
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ポルシェが千葉にコース開設 自動車販売、ネットとリアルに二極化
独ポルシェの日本法人ポルシェジャパン(東京・港)が2021年夏に国内初となるドライビング体験施設を開設する。ポルシェのオーナー以外も運転を体験でき、インストラクターによるドライビングレクチャーなども開講される予定だ。コロ…
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日産、顧客の「不満」と向き合い新型ノートでブランド挽回
日産が12月23日に発売する小型車、新型「ノート」は、国内事業復活の起爆剤になるか。電動化戦略や新技術などに目を奪われがちだが、日産の開発現場が目指したのは、もっと泥臭い、消費者の信任を取り戻す試みだったはずだ。ゴーン騒…
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ホンダが新型N-ONE、国内販売で軽4割も収益面は「心配無用」
ホンダは11月19日、新型軽自動車「N-ONE(エヌワン)」を20日から発売すると発表した。2012年に販売した現行車種からフルモデルチェンジし、価格は現行車の標準と比べて15万円程度上昇する。ホンダの国内販売のうち約3…
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「リベンジ消費」でボート需要急増 ついでにクルマも売れる?
コロナ禍が深刻になっている欧米で在庫不足に陥っている人気製品が「ボート」だ。密を避け、海外旅行に行けなくなった人々は次なるレジャーとしてアウトドアに目を向けている。そしてボートが売れれば関連して売れるのが、ピックアップト…
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バイデンの米国、環境重視は日本車に追い風か 識者に聞く
大統領選で民主党のジョー・バイデン氏の当選が確実となった米国。トランプ政権下では通商問題を中心に、自動車メーカーの経営の前提が大きく変わった。新政権での見通しはどうか。識者2人に聞いた。
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米加州でウーバー運転手は個人事業主に どうなる日本の配達員
米ウーバーテクノロジーズや米リフトなどの配車サービスの運転手を「従業員」とするよう定めていた米カリフォルニア州で、運転手を「個人事業主」として扱う立法案が住民投票で賛成多数となった。運転手の保護が緩む形となったが、プラッ…
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トヨタ、営業益1.3兆円へ 異例の登場、章男社長が伝えたいこと
トヨタ自動車の豊田章男社長が2021年3月期中間決算会見で、記者や投資家に向けて1時間にわたりスピーチと質疑応答をした。中間決算の場に登場するのは09年の社長就任以来初めてで、「トヨタのトップとしても珍しいこと」(豊田氏…
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父の事故きっかけに開発決意 交通違反検知するスマホアプリ
交通安全管理システムを手がけるジェネクスト(横浜市)が、車を運転中に交通違反をしたかどうかを自分でチェックできるスマートフォン向けアプリの配信を始めた。サービスのきっかけは、同社の笠原一社長の父が遭った交通事故だった。
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ダイムラーとウェイモ提携 自動運転トラック、日本勢周回遅れに?
独ダイムラーのトラック・バス事業会社であるダイムラー・トラックと米アルファベット子会社の米ウェイモが自動運転トラックの開発で提携する。一定条件下で完全自動運転を実現する「レベル4」での商用化を目指す。商用車で世界トップを…
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電動キックボードは原付き?自転車? 政府認可の実験スタート
東京都内で電動キックボードを公道で走行させる実証実験がスタートした。政府認可の実証実験は今回が日本で初めて。免許携帯やナンバープレート装着、ヘルメット着用など走行に求められる要件は原付きと同じだが、国の特例制度を活用し車…
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中国発EV激安競争 ルノー120万円台、中国勢は45万円も
仏ルノーは21年に欧州市場で低価格帯のEVを発売する。補助金適用後の価格は120万円前後となる見通しで、中国で生産した車両を輸入販売する。中国では既に価格競争が激化しており、グローバル市場にもこの流れが浸潤していく可能性…
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「面白さ求めて大企業から出てみよう」 スカイドライブ福澤社長
「空飛ぶクルマ」を実現しようとトヨタ自動車を辞めて独立し、今年8月には公開で有人飛行実験に成功したスカイドライブ社長の福澤知浩。起業に至った経緯や、日本発のものづくりスタートアップの課題を聞いた。
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辞めトヨタが創る空飛ぶクルマ もの作りスタートアップの試金石に
8月末、愛知県豊田市で1人のパイロットを乗せた小さな乗り物がゆっくりと浮かび上がった。8つのプロペラを搭載した「空飛ぶクルマ」だ。開発を主導したのは以前はトヨタ自動車で働いていた福澤知浩氏。イノベーションを起こすため、あ…
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新型レヴォーグ、300万円台で「手放し運転」 裏に半導体交渉
SUBARU(スバル)は10月15日、新型ステーションワゴン「レヴォーグ」を発表した。一定条件下での手放し運転も可能になった最新の運転支援システム「アイサイトX」の搭載モデルの価格を340万円台からと、同機能を搭載する他…
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フードトラックも在宅シフト 「外食恋しい」住宅街へ
マンション管理会社の三菱地所コミュニティが首都圏の系列マンション敷地内で移動販売車による物販サービスを開始した。鮮魚卸売業者やベーカリー、生花店などがマンション敷地内に日替わりで出店する。コロナ禍でオフィス出勤と引き換え…
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日野自、トヨタと燃料電池トラック ニコラショックの隙突けるか
日野自動車が北米でのトラック開発のロードマップ「プロジェクトZ」を発表した。トヨタ自動車と燃料電池車(FCV)の大型トラックを共同で開発し、2021年前半までに北米で試作車両を開発する。燃料電池トラックではスタートアップ…
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ホンダ、F1「完全撤退」は必然か
ホンダが2021年シーズンを最後にF1から撤退すると発表した。これまでエンジン開発に割いていた経営資源を電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)など次世代車の研究開発領域に集中させるという。英工場閉鎖や技術研究所の再編な…
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自工会、「CASE仕様」に組織改革 政府の縦割り打破に先手
自動車・二輪車メーカー14社が加盟する日本自動車工業会(自工会)が本格的な組織改革に向け動き出す。豊田章男会長(トヨタ自動車社長)は「100年に1度の変革期を迎え、自動車産業はオールジャパンで結束しなければならない」と言…
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ダイムラー、燃料電池トラック量産 「水素大国ドイツ」へ官民攻勢
独ダイムラーのトラック・バス事業会社であるダイムラー・トラックは燃料電池のトラックを開発し2020年代後半に量産すると発表した。9月16日に開いたイベントではドイツのデジタルインフラ大臣も登壇し、インフラ整備に向け官民が…