米テスラや中国勢に先行を許した日本の自動車メーカーが2022年、電気自動車(EV)に本格参入する。EVの世界販売台数は年間ベースでハイブリッド車(HV)を上回り、電動車の主役に浮上する可能性がある。成長市場でいかに巻き返すか、エンジン車で一時代を築いた日本の自動車産業の将来を左右する重要な節目となる。

 「他社との競争には負けない」――11月4日、トヨタ自動車の中間決算会見の終了間際、長田准執行役員はEVと車載電池の事業強化にかける思いを強調した。

 脱炭素に向け世界で急拡大するEV市場。HVや軽自動車など、低燃費の独自技術を発展させてきた日本勢は、EV市場では後じんを拝してきた。

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