バリエーションこそ強み

 日産は21年、栃木工場(栃木県上三川町)に「ニッサンインテリジェントファクトリー」と呼ぶ新たな生産技術を導入した。その目玉は「パワートレイン一括搭載システム(SUMO)」だ。EV、ガソリン車など異なるパワートレインの車種を同一ライン上に混流し、ロボットにより全自動で組み付ける。

 日産は10年に発売したEV「リーフ」の時代から混流生産を選んだ。神奈川県の追浜工場では現在も小型車「ノート」などのガソリン車と同じラインでリーフを生産する。混流生産にする大きな理由の一つは電動車の生産規模が小さいことだ。日産のリーフの国内販売台数は年1万台ほどで、EVを大量生産するメドは立っていない。

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