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 人馬一体。1989年に発売したマツダのスポーツカー「ユーノス ロードスター」を契機に生まれたこの考え方は、運転する人と車が心を通い合わせるというコンセプトだ。

 最近では、骨盤を立てることで体の揺れを抑え、滑らかな運転へと生かす新たな人馬一体の考え方が生まれた。2019年から販売を始めた新世代商品群には、この考え方に基づくシートを導入した。人の動きに着目し、新たな人馬一体の考え方の核となる部分に携わっているのが、車両開発本部で操縦安定性能エンジニアを務める虫谷泰典氏である。

マツダの虫谷泰典氏は車両の操縦安定性能の開発を手がける