フードトラック関連サービスのMellow(メロウ、東京・千代田)が野菜などの食材の販売に乗り出す。産地直送通販サイト「食べチョク」を運営するビビッドガーデン(東京・港)と連携し、10月から都内のマンションで販売を始める。キッチンカーの出店場所に占める住宅地の割合がコロナ禍で急激に高まったことが背景にある。

メロウが運営を支援するキッチンカーは住宅地への出店が増えている
メロウが運営を支援するキッチンカーは住宅地への出店が増えている

 メロウはビビッドガーデンとの連携により、移動型の八百屋「食べチョクカー」を始める。3カ月間の期間限定で、移動販売車1台が都内2~3カ所のマンションを回る予定だ。売り上げの目標は月100万円。売り上げや来客数などの実績を見ながら、出店先や時間帯を柔軟に変えていく方針だ。

 食材の生産者と消費者をつなぐ通販サイトを運営してきたビビッドガーデン取締役兼マーケティング統括の松浦悠介氏は「マンションのすぐ横で販売することで、より消費者の生活に入り込める。産直食材と生産者のファンづくりにつなげたい」と意気込む。メロウは食べチョクカーを運営するメンバーの採用も開始。3カ月間の販売実績を踏まえてその後の事業拡大を検討する。

 2016年設立のメロウは、ランチタイムのオフィスビルへの出店を中心とするキッチンカーの運営を支援してきた。出店場所の確保や車両選定の支援を行い、スマホアプリでキッチンカーの出店情報を紹介している。現在は1000台以上の登録フードトラックが約500カ所に出店しているという。

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