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 トヨタ自動車は2021年1月、先端ソフトウエアを手がける新会社を設立する。以前からある自動運転技術の開発会社から派生する形で、同技術の新領域での展開を模索する。トヨタは21年にコネクテッドシティー「ウーブン・シティ」に着工する予定。新会社は「街向けOS(基本ソフト)」を開発する母体になるともみられる。

(写真:つのだよしお/アフロ)

 「トヨタが大切に紡いできた思いを引き継ぎ、新たにトヨタの未来を切り開いていくための会社だ」。トヨタの子会社、トヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・デベロップメント(TRI-AD、東京・中央)が7月28日に発表した同社の新組織への改編。1000字近い長文を寄せた豊田章男社長のコメントには、違和感を覚えるほどの力がこもっていた。