インターネット中継での決算会見に登場した豊田章男社長

 トヨタ自動車は12日、2021年3月期の連結営業利益が前期比8割減の5000億円となる見通しを発表した。世界の新車販売は22%減の700万台を想定する。通常期なら当然の見通し公表だが、今はあちこちの工場が止まっている非常事態。豊田章男社長は「国内生産300万台の死守」「次世代技術への投資継続」などを強調し、安心感の醸成に努めた。

 「車を造ることで、仕入れ先の工場が動き、地域社会が動く。多くの人の(通常の)生活を取り戻す一助となる。危機的状況だからこそ、わかっている状況を正直に話し、1つの基準を示すことが必要だ。基準があることで、皆さん、何かしらの計画や準備ができる」。豊田社長は同日開いたオンライン記者会見でそう話した。

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