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スペイン、マドリッドの会議場に設置された仮設病院(写真:ロイター/アフロ)

 トヨタ自動車がグループ総動員での新型コロナウイルス対策を加速させる。医療用の防護マスク(フェイスシールド)を生産するほか、感染者の移送にはタクシー車両を用意、病院向けに簡易ベッド台や仕切り壁も提供する。感染者の爆発的な増加が進んでも、できる限り医療崩壊を起こさせない意図が、日本最強メーカーの施策に透けて見える。

 新型コロナの感染拡大により「戦場」と化している医療現場。フェイスシールドは人手不足が指摘される医療関係者の生命を守る「防護具」だ。トヨタは機械設備や金型を製造する貞宝工場で、今後、週500~600個のフェイスシールドを生産する予定。自動車部品を造るグループ各社でも生産できないかを検討する。