「外食は一番恵まれていた業界」

同業者の反対があっても考えは揺るがなかったと。

長谷川氏:調和を乱すから進化するんじゃないですか。

 僕は、外食業界は言うことを聞かない人たちが一番入る業界だと思っていたんです。自分がそうだったから。僕は子どもの頃から、納得できないと「うん」と言わない性格でした。だから(同業者から責められたことに)がっかりしている。

 僕、もともとこういう性質で生まれちゃったから同調圧力とか感じたこともないし、感じても全然無視しちゃう方なんですけど、日本のこの先が怖いですね。

 営業を続けたいという思いは社員もそうでしたけど、一番喜んでくれたのは仕入れ業者さんでしたね。彼らは補助金が出たわけではなかった。外食業界ほど補助金が出た業界はなかったですよね。実は一番恵まれていた業界なのかもしれません。だから、逆に「ただ飯」を食った人たちが今厳しい状況にあるのでしょう。

 オペレーションに間が空くと店舗の運営がうまくできなくなる怖さもあります。プロ選手が2年近く練習も試合もしなかったら能力が落ちるのと同じです。我が社も一部の商業施設などは閉めましたが、大事なのは「種火」が残っているかどうかです。種火が小さくなりすぎたらなかなか元に戻せないし、消えてしまったところもあるでしょう。店舗間で差があるかもしれませんが、人事異動できますからね。アルバイトは辞めた人も多かったですが、コアな人材は維持できました。

外食では優秀な人材の確保が欠かせないといわれます。グローバルダイニングは上場翌年の00年、スタッフが相次いで退店し、苦戦が続きました。当時はどのように乗り越えたのでしょうか。

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10/19開催 星野リゾートが実践する、「Z世代」を顧客にする極意

 1990年代中盤から2010年頃に生まれた世代を指す「Z世代」。幼い頃からインターネットに触れ、スマートフォンなどにも慣れ親しんだ「デジタルネーティブ」世代ともいえます。最近まで、Z世代をはじめとした若者は“SNS映え”を重視するとみられてきました。しかし、企業が若者向けに仕込んだ“映え”は見透かされる時代に。上の世代のZ世代観は、現実とかい離しているケースも目立ちます。

 日経ビジネスLIVEは日経クロストレンドと共同で、10月19日(水)19:00~20:30に、「星野リゾートの実践から学ぶ、『Z世代』を顧客にする極意」と題して、ウェビナーをライブ配信する予定です。Z世代の意識や消費行動、さらにはZ世代に響く企画などについて、議論を交わします。視聴者の皆様からの質問もお受けします。ぜひご参加ください。

■開催日:2022年10月19日(水)19:00~20:30(予定)
■テーマ:星野リゾートの実践から学ぶ、「Z世代」を顧客にする極意
■講師:今瀧健登氏(僕と私とCEO、Z世代のヒットメーカー)
梅ケ谷夏歩氏(星野リゾート「界タビ20s」プロジェクト)

■会場:Zoomを使ったオンラインセミナー(原則ライブ配信)
■主催:日経ビジネス、日経クロストレンド
■受講料:日経ビジネス電子版と日経クロストレンドの有料会員はいずれも無料で参加できます(事前登録制、先着順)。有料会員以外は3300円(税込み)となります。
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