直営としては約4年ぶりとなる「ロイヤルホスト」の新店が東京都練馬区にオープンした。新たな設備を導入するなど「キッチン改革」で、店舗スタッフの作業負荷を大きく軽減。バックヤードの生産性を大きく高めた狙いは、サービスの質の向上にある。

「ロイヤルホスト 光が丘IMA店」は、瓦屋根の特徴的な外観だ
「ロイヤルホスト 光が丘IMA店」は、瓦屋根の特徴的な外観だ

 ファミリーレストランの「ロイヤルホスト(ロイホ)」は4月25日、東京都練馬区で「ロイヤルホスト 光が丘IMA店」をオープンした。ロイホの直営としては約4年ぶりの新店となる。新型コロナウイルス禍で店舗数を減らしてきたロイホが反転攻勢に出る。

 新店舗は、都営地下鉄大江戸線光が丘駅からすぐの商業施設内にある。瓦屋根で一見、ロイホらしくない外観なのは、居酒屋「和民」の跡地だからだ。

 店内は102席。ロイホの既存店より面積当たりの席数を少なくし、テーブルサイズを広げた。さらに半個室も完備し、家族でゆったり過ごせるような空間を心がけたという。確かにマイナーチェンジではあるが、これまでのロイホとは大きく変わらないように見える。

 しかし、ロイヤルホストを展開するロイヤルフードサービス(東京・世田谷)の生田直己社長は「今一番新しいタイプのロイヤルホストだ」と明言した。一体どこが最新なのか。

 実は、新たなチャレンジは来店客から見えない店のバックヤードで行われていたのだ。

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