令和元年はコンビニエンスストア業界の在り方が問い直される年となった。既存加盟店の売り上げが伸び悩み、人材難が激しさを増す中で、営業時間や利益配分といったビジネスモデルの根幹に異議を唱える一部加盟店オーナーの声も大きくなっている。昭和末期には全国1万店程度だったコンビニの店舗数は、平成の30年間で6万店弱にまで増えた。平成を代表する小売業は令和の時代にどのように変わっていくのか。コンビニの在り方の今後を探る。
(写真:PIXTA)